二酸化塩素と次亜塩素酸ナトリウムとの違い
『次亜塩素酸ナトリウム』は除菌・消臭効果がある液剤として知られています。安定化二酸化塩素 とは、下記のような違いがあります。
安定化二酸化塩素 | 次亜塩素酸ナトリウム |
遊離する二酸化塩素に含まれる酸素原子による 酸化作用で、除菌・消臭等効果を発揮する。 |
次亜塩素酸の酸化作用で殺菌・消臭等効果を発揮する。 一部塩素による反応(塩素化)も起こる。 |
活性化(酸などを加え二酸化塩素を遊離する)を行わないと効果が弱い。 しかし、一度活性化を行えば、アルカリ性にしても効果は低下しない。 |
アルカリ性では効果が弱い。 |
トリハロメタンは生成しない。 | トリハロメタンなど有害な化合物を生成する。 |
アンモニアや種々の有機物が含まれても効果は 殆ど低下しない。 |
アンモニアや種々の有機物と反応して効果が弱くなる。 もしくはなくなる。 |
長期保存が利く (品質保証期間 1年) |
長期保存に向かない (濃度低下が大きい) |
次亜塩素酸ナトリウムに比べ、 取扱いは比較的容易である。 |
原液は強アルカリであり、 臭気も強く取り扱いに注 意を要する。 |
次亜塩素酸ナトリウムと比べると高価。 | 価格は安価。 |